| G-SAVIOUR（ガンダムセイバー） １９９９年（米） ブレナン・エリオット |
| 未来、食糧難に陥った地球は、宇宙に進出した都市の一つ「ガイア」の豊かな食料自給率に目をつけて、これを傘下におさめようと躍起になっていた。 地球の海底農場の研究所で働くマークは、かつて英雄とたたえられたほどの優秀な軍のＭＳ（モビルスーツ）パイロット。 ある日何者かが研究所に忍び込み、サンプルを盗み出そうとする。 その時の軍の対応に不審を感じたマークは、真実を探ろうとするうちに、戦争を起こそうとする軍部の陰謀に巻きこまれていく。 映画ではなく、テレビムービーです。 ハリウッド産ガンダム…というよりは「ガンダム」の名前と姿を借りた全くの別物。 ジオン軍とかでてこないし…非常にアメリカナイズされたお気楽青春もの（？）です。 ガンダム幻想とでも言うべき変な先入観と思い入れを持たなければそこそこ楽しめるのではないかと…（笑）。 ジオン軍の勢力の移り変わりに見る歴史的な流れとか、戦争に巻き込まれた一般人の衝撃的な運命とか、本家ガンダムでおなじみな重厚なストーリーはないですし、出てくるモビルスーツもイマイチぱっとしないですけれど、こじんまりとまとまったＳＦ冒険ものとしてはなかなか面白かったです。 ヒロインの扱いとかめちゃめちゃご都合主義的で笑うしかないようなところもありますけどね（苦笑）。 まあ、話しのタネ的感覚で観ればそう損は感じないかと………レンタル割引セールの時とかにでも（笑）。 本国が食料難だから他国がテロを起こしたと見せかけて戦争を起こし、資源の豊富なコロニーを占領して奪ってしまおうという軍部の姿勢はちょっと生々しかったなあ。 ……まさか実際にやってないよね？（をい） |
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